ぽつねんブログ

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ゲーム感想や日頃思ったことを書いてます。

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【REYNATIS/レナティス】体験版感想※追記

体験版は2人の主人公を1人ずつ操作し終えたら終了。
Chapter1の西島佐理 (にしじま さり)で基本的な動き(移動・回避・戦闘方法)チュートリアル
Chapter2の霧積真凛(きりづみ まりん)で戦闘の実技チュートリアルって感じでした。

体験版は1〜2時間のボリューム。セーブデータがある状態で製品版を始めると何かアイテム貰えるらしいです。


ニンダイで初報を見て気になってましたが、ストーリーやキャラの情報を入れたくないのでほとんど何も知らないまま体験版を遊びました。
操作感良かったし面白かったので買ってみようかな〜と。ちょっとお値段するので体験版に触れて自分に合うか確かめるのがいいかも。

→発売以降は体験版がなくなっていました。どうやら発売前までの期間限定体験版だったらしい。

 

↑製品版の感想はこちら

 

 

 

 

戦闘

システム

「抑圧」と「解放」を交互に切り替えて戦います。
最初聞いたとき「なんじゃそりゃ」と思いましたが、「抑圧=回避状態」「解放=攻撃状態」の独自な言い方ですね。
↑の画像だと左が抑圧。右が解放状態。見た目も少し変化します。

特徴をまとめると、

  • 抑圧状態は回避特化。敵の攻撃に当たる直前に画面がスローになる。スロー時にタイミング合わせて回避できるとMP大回復・魔法陣で自動反撃もできる。この状態で攻撃はできない。
  • 解放状態は攻撃特化。敵の攻撃がスローにならない。常時MPがゆっくり減り続ける。

抑圧と解放はワンボタンで切り替えられるので、切り替えタイミングが大事なゲームですね。防御(抑圧)が攻撃にもなるので戦闘中はいそがしいゲーム。

良く言うと「タイミング合わせるとずっと攻撃ができて気持ちいいゲーム」、悪く言うと「タイミングゲー」。
製作スタッフのプレイ動画を見たらずっと攻撃をし続けていたので、あそこまで出来ると気持ちよさそうですね〜。そこまで至るのはちょっと大変そうですが。

戦闘はいそがしめ。
今の自分は抑圧と解放のどっち状態で〜、MPがどのくらいで〜、敵の攻撃を把握して〜、…など考えることが多いので。それでアクションスピードも速めなので、素早く操作することが求められます。

抑圧と解放はワンボタンで切り替えれますが、何度も切り替えてると今どっち状態だっけ…になりがち。見た目での変化もあるとはいえ、回避スローしようと思ったら解放状態でスローにならなかった、なんてことはよくありました。

ただ激ムズではないです。ボタン操作もシンプルで覚えやすいですし(後で増えるのかもしれませんが)ちょっと慣れたらスタイリッシュに戦闘できて楽しくなりそうだな〜と感じる戦闘システムでした。

パーティ

3人パーティまで組めるらしい。体験版では2人パーティまで体験できます。
これもワンボタンでキャラ交換が可能。「ZRは右にいるキャラと交換」「ZLは左にいるキャラと交換」とフィールド位置判定で交換するらしい。

こういうキャラチェンジって隊列を組んでその順に交換するのが多いから珍しい仕様な気がします。体験版だと2人パーティまでなので、その良し悪しは製品版じゃないと分からないですね。

→製品版で3人パーティ組んで確認したらこの認識は勘違いでした。「位置」ではなく普通にZR、ZLに割り振られたキャラとのボタン交代でした。

 

どのキャラも「抑圧」と「解放」を用いて戦うのが基本っぽいので、キャラごとに違うサブ攻撃(↑の画像の右下のやつ)で戦闘の差別化する感じですかね?
体験版だと見比べができないので、製品版でキャラが増えてきたら違いが分かってきそう。

→キャラによって結構大きな違いがありました。近距離・遠距離・パワータイプとか。それぞれ得意、不得意があるようです。

 

探索

渋谷がモデルになっているので、スクランブル交差点・スペイン坂などを歩き回ることができます。オープンワールドではないので行き止まりもあるし、登れない階段もありますが。

探索でも「抑圧」と「解放」を使います。
「抑圧」は一般人と話をしたり目立たず歩き回れる状態。「解放」は魔力を用いた探索や普段は見えないアイテムを拾える状態。

野良魔法使いの真凛は街中で「解放」すると一般人に通報され、しばらくそのままでいるとM.E.A.(治安維持組織)と戦闘になってしまいます。
セーフスポットに入るかエリア移動で警戒は解除になりますが、真凛での探索は制限多そう。
→体験版だとトレンドランキング上昇がゆっくりでしたが、製品版は爆速で上がるようになったので難易度が上がっています(製品版はファストトラベルが使えるので、これで逃げるのが安全)

佐理はM.E.A.の警察側なので街中で解放してもとやかく言われません。

ちゃんと企業と協力しているのか、自販機で実在する飲料を買えたり、スクランブル交差点でお馴染みの栗のお店もあります。
ハチ公がカラス像になってたり、ハチ公口に階段があったりと現実とは違う箇所もあるので見比べるのも面白いかも。

 

世界観・ストーリー・キャラクター

少数の「魔法使い」は一般人から危険視されてひっそり暮らしている。
渋谷は違法薬物が出回り治安が悪くなっていた。違法薬物ルブルムは多幸感を増幅させるが中毒率が高く、効果が切れると粗暴になってしまう。使用するとたまに「魔法使い」になる人もいるという。

蔓延する違法薬物を取り締まる魔法使いの治安部隊「M.E.A.」
違法薬物を流通させ魔法使いを増やそうとする「ギルド」
どちらにも属さない野良の魔法使いを支援する「オウル」

が夜の渋谷に存在していた。
主人公の1人、西島佐理は治安部隊M.E.A.に属する。もう1人の主人公の霧積真凛は野良の魔法使い。父親が残した言葉を追い渋谷に来ていた。

M.E.A.、ギルド、オウルの3組織があって、それぞれに属するキャラクターが複数いるので登場人物はかなり多そう。体験版でも「あ〜めちゃくちゃ登場人物が多いゲームだな」なのは伝わったので。

公式HPにはキャラクターがずらっと並んでいましたが、自分はゲーム進行上で知りたいのでちゃんと見てません。

声優さんも豪華。聞き取れた中では若本さんと森川さんがいました。主人公の西島佐理はcv鬼頭明里さん、霧積真凛はcv小林千晃さんです。

・        

開発者インタビューを読むと、Chapterごとに操作キャラが佐理と真凛で入れ替わるようです。お互いが敵として出てくることもあるらしく面白そう。

 

レーティング

CERO C。アイコンだと「セクシャル」「暴力」の2つ。
「暴力」は見た目が普通の人間をボコボコにしたり、倒すと地面に何かの液体が飛び散るからですかね。内臓は出てないです。
「セクシャル」は服装がセクシーな人がいるからかと。違法薬物でおかしくなる人の描写があるのに薬物アイコンがないのは意外でした。

 

良かった点

操作感がサクサク

RPGという情報しか入れてなかったので「ターン制のコマンドバトルかなあ(あまり好みじゃない)」と思ってたら、フィールド動き回れる系のアクションバトルでした。
動きもヒュンヒュン動くし、ボタン押したらすぐ反応してくれるので操作性が良かったです。全体的にスピード速めのゲームだと感じたので、速いゲームが好きな自分は好きでした。

 

ラグがない

switch版で遊んでますが、このビジュアルでラグがないのはすごいな〜と思ってます。パーティメンバーが増えるとどうなるか分かりませんが、体験版内だとサクサク動いていました。

→製品版では、エリア移動直後はちょっとガクガクしますが、戦闘時のラグはありませんでした。

ただ、実際に動かす3Dモデルはムービー時よりデフォルメ入ってます。特に真凛は人相が違いますね。「PVで見た美麗グラフィックで遊べる」と思ってると「あれ…」になるかも。
switch版はまあこんなもんかなと思いますが、このゲームはPS版でも出るのでそっちだとどうなんですかね?PSは詳しくないので分かりません。


ストーリーが濃そう

治安維持、変な団体、野良の三つ巴で厄介ごとが始まる感じ。それぞれに因縁持ってそうで面白くなりそうなストーリーだなと期待してます。登場人物も多いのでイザコザが多そうですし。

 

惜しい点

佐理の「抑圧」「解放」状態がちょっと分かりづらい

左が抑圧、右が解放。
帽子取ったり鮮やかにはなってますが、全体的なシルエットがマントであまり変わらないんですよね。戦闘のドタバタ中だと余計にどっち状態か見分けづらめ。

 

真凛はフード外して色が鮮やかになってヒラヒラが増えたりと、全体のシルエットが大きく変わるので違いが分かりやすいです。抑圧と解放の誤爆が少なめでした。

 

グラフィックの印象

「良かった点」にもちょっと書いたんですが、「専用ムービー時のモデル」と「実際に動かすモデル」のグラフィックの差に気になる人はいるかも。

自分はSwitchなのでグラフィックそこまで気にしないんですが、顔の印象まで変わってるのは少し気になりました。佐理は大丈夫なんですが、真凛は人相が変わっていたので。

Twitter(X)だと「魔法陣の長押しタイミングが分からん…」と言ってましたが、もう1回チュートリアルやったらタイミング理解しました。自分の理解力と操作が悪かっただけですね。すいません。

→ここのチュートリアルが増えていました。

 

まとめ

ストーリーは壮大そうだし、操作感も良いし、これといって大きく気になる箇所もなかったので購入しようかな〜と思ってます。
公式HP見たら特典の種類が多くてビックリ。表まで作ってくれてるので確認してみるといいかも。

 

配信日:2024/7/25
対応機種:Switch、Steam、PS4、PS5
価格:8,778円(アイテムセットは9,680円。アートブックとサントラが入ったDX版は13,860円)(7/24まで全部10%オフ)
レーティング:CERO C

 

追記

製品版と体験版の違い

製品版を購入したので、気づいた体験版との違いをまとめました。体験版での意見をもとに各所調整された製品版のようです。
また、発売後はストアから体験版がなくなっていました。どうやら発売前だけの期間限定だったらしい。

続きを読む
  • 進行は「引き継ぎ」ではなく「最初」から
  • 魔法陣チュートリアル説明が追加。自分が「タイミングわかんないよ〜」になっていた箇所。追加されたってことは他の人も「?」だったんですかね。
  • パーティ:フィールド位置での操作キャラ交代ではなく、普通にZR・ZLボタンでの交代
  • パーティ:キャラごとに得意分野がある。佐里は近・中・遠距離どれも戦えて、佐里パーティの鵜飼は遠距離攻撃が得意で、土号は近距離が得意。分かりやすい特徴がある。敵に対して有利な攻撃方法で交代すると良さそう。
  • Chapter1では佐里にサブ攻撃が見当たらなかったがChapter3から追加される
  • 操作キャラ交代は戦闘中・探索中どちらでもワンボタンで行える。掛け声があるのが良い。
  • 探索:街で真凜が解放した時のトレンドランキングの上がり方が凄まじく早くなっている。逃げるなら直行でセーフスポットかエリア移動しないとエリート部隊との戦闘になってしまうくらい。ファストトラベルならすぐ逃げられる。
  • エリート部隊:真凜の体力が3桁なのに1撃4桁の攻撃してきました。こちらの攻撃はほぼ通らず、5人組?なので序盤は勝てないと思って良さそう。負けると「続ける、ステータス見直して続ける、逃げる」など選択肢が多いのが良い。負けてもデメリットはない。
  • セーフスポットの場所を忘れた時はメニューのマップで確認すると迷わず行ける。
  • マップからエリア間のファストトラベルが可能。セーブスポットに飛ぶ。
  • (switch版)長押しの動画撮影が全面的に不可。これ体験版だけの仕様かと思えば製品版も同様でした。格好いい戦闘ができても見返せなかったり、SNSで戦闘の良さを伝えられなくて惜しい。

まだ体験版から少し進んだくらいなんですが面白いと思います。
Chapter自体はサクサク進むけど、2時間くらい遊んでもまだ序盤なので50時間くらい遊べるボリュームあるといいなあと思ってます。

 

こういう深刻めなバグがあるようです。