ぽつねんブログ

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ゲーム感想や日頃思ったことを書いてます。

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印刷会社と用紙の感想

イベントで使用した印刷会社さんと、使用した用紙の感想とか。備忘録。

 

 

印刷会社

なないろ堂

イラスト本で初利用。栃木県の印刷会社。RGB印刷可能。
小部数から作れて料金も高くなくて親切。X(Twittter)で「#なないろ博」と検索すると制作実例が見れる。

  • 脱字に気づいていただき、次の日すぐ連絡をくれました。親切丁寧。
  • データOKの後にページ割の簡易PDFをメールで送ってくれます。無料サービス。
  • 同人誌の注文でポストカード(12枚)を無料で作ってくれるサービスあり
  • 注文が2万円以上だとA3ポスター(1枚)を無料で作ってくれるサービスあり。折り目なしで送ってくれます。
  • 土日祝お休みの会社なので早めに入稿する必要あり

一発データOKだと5営業日ですが、今回は自分の不備で再入稿のやり取り&土日が挟んで8営業日に。土日含みで数えると発送まで10日かかりました。再入稿や土日祝を挟むと日数が大きく伸びる点は注意。

サンダンスリネン
  • 表紙に使用。キャンバス地っぽい凹凸のある触り心地。厚塗り系のイラストだとキャンバスに描いたように見えるかも。
  • 凹凸はあるけどサラサラしているから重ねると妙に滑る。高く積まない方がよさそう。

マットコート110kg
  • 本文用紙に使用。毎回コート紙だったけど反射が強いかな…?と思い、今回マットコートを初使用。
  • コート紙より光沢控えめだけど完全に光沢がないわけではない。光沢度合いは、コート紙>マットコート紙>上質紙って感じ。
  • コート紙のテカテカした反射が強いと感じる人はマットコートを試してみるといいかも
  • 紙の厚さが薄いと湿気で丸まってくるので、とりあえず100kg以上にしてみました。今のとこ丸まってないです。

 

おたクラブ

ハーフカットシールとポストカードの制作に利用。大阪府の印刷会社。RGB印刷可能。
「小部数OKで安い」ので自分用に少しだけ手頃に作ってみたい人にもよさそう。X(Twittter)で「#おたクラブでつくったよ」と検索すると制作実例が見れる。

  • 土日祝も営業している
  • 安い、紙の種類が豊富、グッズの種類も豊富
  • 物にもよるが短納期でも4営業日。通常は1〜2週間の営業日数かかるので早めに入稿する必要がある
  • 材料欠品で取り扱い停止になったり、2週間前?くらいに休業の連絡が入ったりと急な連絡が多め。ギリギリスケジュールの人は要注意。利用する人は公式のX(twitter)フォロー推奨。
ハーフカットシー

ハーフカットシールを作るのは初めて。
各絵柄と重ならないようにカットラインやら塗り足しを入れる必要があり、慣れてないと入稿データ作りが少し大変でした。

キャストコート
  • キャストコートは少し光沢のあるシール用紙
  • 印刷は問題なし
  • 制作時にプレスされた跡?が残っていました。全部確認して予備分で間に合ったのでまあ良し。

 

ポストカード

おたクラブさんは特殊用紙が多く、紙で遊べるのがいいところ。ただポストカードみたいな小さいサイズに癖が強い用紙を使うと絵柄が少し見づらくなる。
「絵柄をしっかり見てもらいたい」のか「特殊用紙で遊びたい」のか決めて用紙を選ぶと良さそう。

ボンアイボリー180kg

加工されてない一般的な用紙。一般的なポストカード用紙。

  • 印刷は問題なし
  • 断裁が絵柄面に食い込んでたものが数枚あるが予備分で間に合う
OKミューズパール しろN170kg

ウネウネと波打ったような凹凸がある用紙。筆のタッチのようにも見えるので厚塗りの人が使うとサンダンスリネンとは違うアナログっぽさが出て面白い。凹凸の主張がかなり強いので細かい絵だと潰れてしまうかも。

  • 印刷は問題なし
  • 断裁が絵柄面に食い込んでたものが数枚あるが予備分で間に合う

ステンドグラスペーパー205kg

キラキラしたフレークがあるツルツルした用紙。…綺麗なんですが今回この用紙がちょっと困りました。

  • 印刷は問題なし
  • 印刷時にホコリが挟まった?のか、こすっても取れないホコリが多数。かなり目立つし、予備分でも足りないくらい多めでした。

しっとりめの用紙だから静電気でホコリを引き寄せちゃったんですかね?用紙は綺麗だし印刷も綺麗なんですが、この頻度でホコリが挟まってると困るので今後は様子見かも。

特に用紙にこだわらないならポストカードはボンアイボリーがよさそう。ちょうどいい厚みがあるからペラペラしないし、絵柄もそのまま見えるし、不備も多くないので。

特殊用紙は一般的な用紙と比べて印刷や断裁がちょっと難しいのか、少し不備が多いですが基本的には予備分で間に合います。特殊用紙は見る角度で光の当たり方が違うので絵柄の見え方が変わって面白いです。

 

まとめ

自分は強い色や暗い色をよく使うので、CMYK印刷だと望んだ色が出づらく基本はRGB印刷できる会社にしか頼みません。それだけで印刷会社が限定されてくるんですが、最近はRGB印刷できるところも増えてきた?気もするので嬉しい。

同じ印刷会社でも得意不得意があるっぽいので、データ作りに慣れてきたらあちこち試してみるのもいいかも。安さが売り、サポート重視、特殊装丁に詳しい、納期が長いなどいろいろありますからね。

自力で確認できる量であればパ〜ッと眺めて状態を確認しておくといいです。もしかしたら何か不備があるかもしれないので。あと自分の絵がグッズになってるの見るとやっぱり嬉しいですからね。