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【Dragon Marked For Death】2周年なので総評と感想

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2021年1月31日で発売から2周年!おめでとう!
アップデートも落ち着いた?ので個人的な総評と感想。

 

 

改めてどんなゲームか

2Dドット横スクロールアクションRPG。難易度はちょっと高め。
インティ・クリエイツ制作でキャラデザは中山徹さん。ロックマンゼロのスタッフ布陣です。

アクション性の違いを楽しむ

ドラゴンMFD「職が違うキャラクター6人による操作」による「アクション性の違いを楽しむ」ゲーム。
職によって攻撃方法が全く変わるのが特徴です。初期4人+追加2人のプレイアブルがいますが、被ることなく全員のアクション性が違います。同じ武器を使っても性能や動きを変えてくるので、アクション部分に手を抜かないインティらしい。
6人全員が進めるステージギミック、倒せる敵の攻撃パターンを考えるのも相当大変な気がします。

操作方法が珍しい職もいます。特に魔女。
一般的な魔女・魔法使いの職は「割り当てたボタンを押すとセットしていた魔法が出る」ことが多いですが、ドラゴンMFDの魔法使いはコマンド入力です。前者だとセット外の魔法を使いたくても素早く出せないですが、ドラゴンMFDの魔女はコマンドの打ち替えだけで攻撃・回復・サポートが簡単に出ます。

敵の攻撃を避けながらコマンド入力をするので難易度は少し高めですが、コマンドは同じボタンを押す・ぐるっと時計回りにボタンを押すなど、覚えやすいコマンド。敵の攻撃を一時的に止めてくれる使い魔もいます。

プレイアブルが6人いて、属性変更(5種)・武器変更(2種)でまたアクションが変わってきます。どれも違って面白いので、このアクション性の違いを楽しめれば長く遊べます。自分のプレイ時間は1000時間超えました。

「最初に気に入った1人選んでクリアしたら終わり」な人がほとんどな気もしますが、職で変わるアクション性が特徴なので1人触って終わるのはちょっともったいない。「全部入りで4,000円」とインティのゲームにしては少しお高めなので、遊び尽くしてほしい気持ちも個人的にはあります。
とはいえ、ストーリー自体は同じ(追加2人以外)なのでクリアできればいい人にはすぐ終わるゲームかも。

 

マルチプレイ対応

インティ初?のマルチプレイ対応のゲーム。
キャラクターわいわいで敵をボコスカしたり、手分けして宝箱探したり、スイッチ押しに行ったりするのが面白かったですね。

Switch、Steam、PS4で出ていますが、クロスプレイ未対応で時間が経ってるので今はマルチ募集しても集まらないかも……。根強いファンは残っているので、その人と媒体が合って直接やり取りすれば出来るかもしれませんが…。

 

難易度

アプデが完了した現Verでは、メインストーリーはゴリ押しでもクリア可能な難易度になりました。ドロップ率もある程度は改善しています。

DLCとエンドコンテンツはちゃんと難しめ。
装備を整え、属性や種族の理解、攻撃パターンの把握などが必要な難易度です。「マルチ対応ゲーム+難易度が少し高め=マルチプレイ前提の難易度」とも言われがち。ボスの攻撃パターン自体はしっかりしてるので見極めれば倒せるようになります。

エンドコンテンツまで遊ぶ場合、「ボス倒せるか」より「レベル上げや装備集めの下準備面が大変」そう。マルチだと経験値が多く貰えたり周回も早いんですが今は集まりづらいですし。
ある程度のレベルや装備が無いと会うのすら難しいボスもいます。なのでやっぱり「属性や武器を変えてアクション性を変化しつつ、装備探しやレベル上げを頑張る」感じ。なのでアクション性を楽しめるか、ですね。

これはエンドコンテンツまでやり込む人の話なので、メインストーリークリアできればいい人には関係ない話です。そのくらいまでであればレベル上げも装備周回もそこまで必要ではありません。

 

やっぱり惜しいなあと思う点

発売当初につまずいたのがやっぱり惜しかったなと。
インティ+中山さんコンビのゲームはロックマンゼロ以降初めて?なので、それに釣られて久しぶりに買った人もいると思うので。初期はバランス・UI・説明不足な点で「う〜ん…」な感触が多かったのはもったいなかったなと。

当時はまだ黎明期だったVtuberさんたち(個人勢から企業勢まで)に遊んでもらう広報をしていました。この試み自体は新しくて良かったと思います。楽しそうに遊んでるVさんもいましたし、純粋な感想とプレイ動画が見れますからね。
とはいえ初期のバランスはなかなかのものだったので、首を傾げたり検証し始めてるVさんも見かけた気がします。案件なのに反応が正直というか黎明期の自由さというか。
ちなみに有名どころだとにじさんじの叶さんが参加していました。アーカイブ調べると当時の動画が出てきます。


今は1年以上アプデが続き、大きく改善・改良されました。遊びづらかった点はあらかた解消され、十分遊びやすくなっています。そのため口コミの意見は最終アプデ(大体2020年10月以降)のものじゃないと参考にならないと思っていいです。

インディーゲームはアプデもパッチもされないまま放置されるものがそれなりに多め。ドラゴンMFDは遊びやすくなるまで細かい調整を続けてくれたことに感謝です。

 

まとめ

いろいろ言ってますが、個人的にはアクション性・キャラデザ・世界観が好きなので1000時間以上遊べたし、今でも好きなゲームの1つ。

現在はアプデ終了したのか続くのか分からない状態。ストーリー的には続きがあってもいい終わり方だったのでドラゴン2も待ってます!!きちんと反省を生かした状態のをね!!2周年おめでとう!!!!

最近になってVtuberさんたちがマルチ配信してるのもチラホラ見かけます。役割分担したり、ワチャワチャ出来るので配信向きのゲームなのかも?
なんと声優の花江夏樹さんも遊んでくれていました。花江さんはロックマン好きな声優さんなのでね…。

……チュートリアル説明が大雑把すぎて真価を発揮できてない様子も見られますが、まあそこは実際に説明不足なので次の反省点にしてほしいですね。