ぽつねんブログ

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【2023年5月】INDIE Live Expo感想

5月19日・20日のINDIE Live Expoで個人的に気になったもの。
タイトル、ジャンル、発売日、ゲーム概要を大まかにまとめました。あと感想。

 

 

INDIE Waves 1

Slay the Princess

ジャンル:選択型ホラーアドベンチャー
リリース:2023年予定
「謎の声」と「姫」をどちらを信じるか。

豹変っぷりが良さそう。
*日本語未対応。ウィッシュリストに入れればローカライズ検討するとのこと。


デイドリーム:悲しみにさようなら

ジャンル:パズルアドベンチャー
リリース:6月14日
テディベアのバーリーと協力してトラウマの世界に立ち向かう。

なんとなくリトルナイトメア感がある。リトルナイトメアよりは雰囲気明るめでファンタジーアクションっぽい。

 

INDIE Waves 2

コアとマーラの5人の海賊

ジャンル:アクションアドベンチャー
リリース:PS5とswitchは8月10日。Steamは2023年予定。
5人の海賊に荒らされた島をもとに戻すために試練に挑む。

3Dマリオっぽい雰囲気。
Steamは日本語未対応。据え置き版だと日本語対応してそう(?

 

INDIE Waves 3

Recollection

ジャンル:アドベンチャー
リリース:発売中
夜を散歩して星を繋いだり草木の成長を見守るリラックスゲーム。プレイ時間は1〜2時間と短時間。

 

XEARZ

ジャンル:2D横スクロールアクジョン
リリース:2023年予定
人間とAIの交流を描きつつ展開するSF哲学ストーリー。

奥行きがあって奥・前と移動ができるのが珍しい。動画を見た限りだと奥行きが分かりづらそうなので、そこがどうなるか気になる。

 

SANABI

ジャンル:グラップリングアクション
リリース:6月21日

去年から気になってるけどまだ発売されないので待ち。


INDIE Waves 4

Return

ジャンル:2Dアクションアドベンチャー
リリース:5月30日

宇宙旅行から故郷の惑星に戻ったら生き残るために戦うことに。

*日本語未対応

 

文字化化

ジャンル:解読ホラー恋愛アドベンチャー
リリース:未定

デモ版を遊んでみたら解読要素が面白かった。インディーでしか出来ない要素が詰め込まれてて良いなと思ったゲーム。

 

INDIE Waves 5

Loddlenaut

ジャンル:ゴミ回収アドベンチャー
リリース:2023年発定
汚染された海洋惑星を掃除したり、ウーパールーパーに似た生物の世話をしたりする癒しゲー。かわいい。
*日本語未対応

 

東方シンセカイ

ジャンル:弾幕アクションRPG
リリース:7月14日

東方は2D弾幕ゲームをよく見るけど、このゲームは3D弾幕なのが珍しいなと思ったり。

 

Three Minutes To Eight

ジャンル:2Dポイントクリックアドベンチャー
リリース:2023年予定

雰囲気は好みだけどゲームの情報が無くて分からないので情報待ち。

 

INDIE Waves 6

タイニー・ソー

ジャンル:2Dアクション
リリース:6月5日
北欧神のソーになってミョルニルを武器に冒険をする。

武器がピンボールみたいに跳ね返る挙動なのが面白そう。

 

Chibi Ninja Shino-kun: Treasure of Demon Tower

ジャンル:レトロ2Dアクション
リリース:発売中

ファミコンあたりをリスペクトしたゲーム。見た感じ難易度もそれなりに高そう。

 

邪悪な魔道士

ジャンル:2DアクションRPG
リリース:5月25日
負けたラスボスが全てを取り戻すために英雄に復讐する話。

これ結構好き。Switchや他ハードでも出るらしい。


 

INDIE Waves 7

Strayed Lights

ジャンル:色彩アクションアドベンチャー
リリース:発売中
言葉を使わず、色を変えて戦う。

色が重要要素ということで、画面の色合いが綺麗。


 

パブリッシャーセレクション

闇夜永夢

ジャンル:ステルスホラーアドベンチャー
リリース:今夏
悪夢のモンスターに立ち向かい夢から脱出する。

敵のデザインが良い。

youtu.be

 

The Many Pieces of Mr. Coo

ジャンル:2Dカートゥーン謎解きアドベンチャーゲーム
リリース:9月18日
バラバラなMr. Cooと謎解きをしながらMr. Cooの「自分探しの旅」を手伝う。

手描きカートゥーンの雰囲気が良い。


 

まとめ

既存の大人気ゲームと似たのが多いなあと思ったけど流行なんですかね?リスペクトとして別にいいけど、きちんと独自要素があってほしいなと思ったり。

気になるゲームはちょいちょい情報を追っていきたい。

 

 

【Milk Inside A Bag Of Milk Inside A Bag Of Milk】【Milk Outside A Bag Of Milk Outside A Bag Of Milk】イマジナリーフレンドとして女の子をサポートするゲーム

怖い画像の使用は控えましたが苦手な人は注意。精神系のゲームになります。

 

 

 

 

1作目「Milk Inside A Bag Of Milk Inside A Bag Of Milk」
2作目「Milk Outside A Bag Of Milk Outside A Bag Of Milk」
があります。2は1の続き。

 

どんなゲーム?

1、2どちらも会話選択型のグラフィックノベル独特な空気感、選択肢によって細かく変わるリアクションを楽しむゲーム。ホラーというか鬱ゲー寄り。
1は10分。2は20分くらいで1周できるボリューム。

恐怖要素とジャンプスケア*があります。
苦手でも遊びたい人は音量下げたり、顔から離して遊んだ方がいいです。1はジャンプスケア多め、2は不気味な造形が多め。
*ジャンプスケア=何かが急に画面全体にドアップで現れる驚かせ方法

 

あらすじ・世界観

どちらも「病とトラウマを抱えた女の子のイマジナリーフレンドとなって、女の子をサポートする」話。
女の子のご機嫌をとりつつ、行動や精神面を補助していきます。ご機嫌を損ねると、想像上の存在でしかないプレイヤーは消されてしまったり。何度もイマジナリーフレンドとしてやり直し、女の子を導いていきます。………ハッピーエンドは期待しない方がいいです。

1作目

牛乳を買いに行って家に帰るまでの話。

荒めのドットで全体が赤いグラフィック。とある時期から女の子には世界がこう見えています。世界が見づらく、人が人の形に見えなかったり何言ってるか理解できない女の子の視点を追体験します。
選択肢を選ぶことしか出来ないため、ゲーム性はほぼ無く雰囲気ゲーに近い。

2作目

牛乳を買って帰宅した後、寝るまでの話。

オープニングアニメーションがあったり、色がスッキリして見やすくなりました。
明確に女の子の姿が表示され、表情も分かるので「会話している」感が強め。「調べる」要素も増えてゲーム性も上がりました。

 

タイトルの意味

タイトルの「Milk〜」はあらすじのこと。
1は牛乳を買って袋に入れて帰るのでinside。2では買ってきた牛乳を袋の外に出すからoutside。

 

メタ要素が多め

「私はキャラクターだから」「この枠じゃまでしょ。消すね。(会話ウインドウの枠が消える)」とか。消された後、同じ名前を入れると「またあなた?今度は大丈夫かな」の反応が返ってきたり。
かなりメタ要素が強いゲーム。ただそれが演出に絡んできたり、テーマとも合っているので扱いが上手。

 

恐怖要素

「造形が怖い」「意味が分からなくて怖い」系。言葉遊びが独特。


1はジャンプスケアが多め。
2は「対話」に重点が置かれているため、会話の集中力が切れるジャンプスケアが少なめ。かわりに不気味な造形が多め。

「穴」が怖いとウッとなるかも。真っ黒で空洞な目とか。自分はダム穴が苦手なのでウッとなりました。

 

良い点

グラフィック

1と2でグラフィックに変化がありますが、世界観は同じなので違和感ありません。自分はどちらのグラフィックも好きです。

1は慣れない外に行ったから緊張してハッキリ見えない。2は慣れてる自分の部屋にいるから視界がクリアに見えるのかなと思ったり。

 

翻訳

翻訳クオリティはとても高いです。発売当初は良くなかったらしいですが今は改善されています。

1は「この女の子と自分は誰で、どういう状態なのか」が伏せられているので状況がどうしても分かりづらめ。翻訳自体はしっかりしているので、女の子と自分のポジションが分かれば理解しやすくなります。
それでいて「言ってる意味が理解できない文章」は「文章としては成立させつつも意味が分からない文章」として訳せています。上手。

 

演出

10分20分で終わるボリュームなので演出で変化つけています。
交互に出して違いを見せる、「ボタンを押したら次」ではなく急に見せる、といった見せ方の演出。メタ台詞からのUIに変化を加える演出。喋る時のSEや展開に合わせた音の変化など、あちこち凝っていて良いです。

 

音楽

静かなでゾワゾワくる曲が多め。独特なグラフィックに合う独特な音楽。

Milk outside a bag of milk outside a bag of milk extended soundtrack - YouTube

(↑)ゲーム内でも使用音楽が聴けますが、作曲家ご本人がYoutubeに楽曲をあげています。

ジャンプスケア時の音は「爆音で驚かす系」はなく、逆に「無音・重低音にする系」。叫ぶ怖さではなく息が詰まる怖さ。

 

 

惜しい点

ボリューム

良くも悪くもボリューム少なめ。「短いゲーム」と知らずに遊んだので短さに驚きました。個人的には1と2両方遊んでちょうどいいくらい。

短いからか、2つ合わせて1,000円ほどで購入可能。お金かけず短時間で遊びたい場合に向いていますが、考え込むゲームなので「気軽に」遊べるかはあやしい…。


ゲーム性

1は「絵と音と選択肢がある短い読み物」。ゲーム性が無くすぐ終わったのでう〜ん?となりました。2で改善されていたので良かったです。

ノベルゲームにしては珍しくSwitchの画面タッチ機能が有効。細かい変化差分やマルチエンドで周回する時に画面連打すると楽です。

 

 

まとめ

ストアに並んでいる時から「謎のサムネ+妙に長いタイトル」が異彩を放っていました。Steamでも「圧倒的に好評」だけど、説明読んでも分からない謎のゲーム。色使いがすごかったことにも興味があり購入。

遊んでみると「テーマに合ったグラフィック+言葉遊び+演出」と「イマジナリーフレンドになる」と他では見かけない点が評価されてるなと思います。考察ポイントが多く残されているのも人気がある理由かも。噛めば噛むほど味が出るゲーム。
短時間で終われて選択肢型だから詰むこともなくお手頃価格。それでこの体験できるのは貴重。

ただ恐怖要素やメンタルに激しいゲームなので万人にオススメできないゲーム。ダメな人には本当に具合が悪くなるらしいです。自分はジャンプスケアにウッと来た以外は大丈夫でした。遊ぶ場合は無理せずどうぞ。

 

 Switchでは1と2のセット売り。Steamでは単品ずつ買えます。

 

【Cult of the Lamb】Ver1.2の変更点・攻略

Ver1.2からの新要素まとめ。
クリア後ストーリー済。やりこみ途中のため情報は随時修正します。

 

※頻繁にアプデやパッチが入るため、詳細はSteamのお知らせで確認すると良さそう(↓)

 

 

 

戦闘面

聖遺物

新しい攻撃方法。「呪いをもう1個装備できるようになった」感じ。クールタイムあり。
ダンジョン内でケマックと会い、チュートリアルを終えると使えるようになる。

  • 装備できるのは1個のみ
  • 新しいものが出たらどちらか選ぶ。選ばなかった聖遺物は消えるのでリサイクル不可。武器や呪いと違って上書きされる。
  • 攻撃技からサポート技まで種類いろいろ。時間を数秒止める、敵全体に毒を与える、ハートを増やすなど。
  • デメリット系の効果は無い。扱いづらいものはある。
  • 時間経過で再使用可能になる。敵を倒すとクールタイムが少し早くなる?
  • クールタイムは長い・普通・短い・1回限定がある。
    体感だと、
    長い=2、3部屋の時間で再使用可
    短い=1部屋の時間で再使用可
    くらいのクールタイム。

  • 聖遺物は宝箱や敵を倒すと出てくるがあまり出ない(体感)
  • ルート選択で聖遺物ルートが追加。置いてあるのは1個。
  • タロットや武器の人と同じく、道の上部に聖遺物(人形)がぶら下がってる先の部屋にもいる
  • 説教強化で出現する聖遺物の種類を増やせる
  • 雷を落とす聖遺物がとても強い
  • 無敵系の適応時間はBGMが早くなったり体が光っているが分かりづらい。自分で秒数かぞえて切れそうと思ったら離れた方がいい。
ケマック

聖遺物の作り手。タロットカードの人たちの妹。狂人。
ケマックに会った後、ダンジョン内でタロットカードと武器の人に会うと会話が変わる。その後、聖遺物を探すクエストが発生する。会話内容がクエストのヒントなので話はちゃんと聞いておこう。多分1回しか聞けない。

【聞き逃した人向け】
タロットカードの人「1枚目は灯台」「2枚目は」「3枚目は隠れている」=巡礼者の道の灯台の裏を探す、魚を釣ると拾える
武器の人「巨大な生物の中」=密商社の聖域にいる大きな魚を調べると出てくる

強攻撃

新しい攻撃方法。メイン武器で強攻撃ができるようになった。

  • 武器によって攻撃方法が違う
  • 武器を投げる系の場合、投げている間は通常攻撃できないので注意
  • 盾を持っている敵が追加。盾は強攻撃じゃないと破壊できない。
  • 信力を少し消費して使う。頭上に連発できる回数が表示される
  • 説教による強化あり。武器ごとの強化。

戦槌=チャージ近接技。範囲が狭く遅い。使いづらめ。
篭手=回転攻撃の近接技。多段ヒットする。強い。
=ブーメランのように投げる。行きと帰りで2回当たり判定がある。投げてる時間が長い。草や岩を破壊するときにも便利。
短剣・剃刀=短剣を上から落とす。近〜中距離技。小さいので当てづらいが当たれば強い。
=近接技。チャージ技じゃない戦槌の強攻撃とほぼ同じ。

個人的に「篭手」「斧」「短剣・剃刀」の強攻撃が使いやすくて強い。

 

おすすめ

メイン武器=篭手、斧、短剣・剃刀
呪い=攻撃範囲が広いもの全般
聖遺物=雷落とす系、信力回復系、無敵系、時間を止める系

どれが出るのかは運だが、

  • 強くて使いやすい呪い+信力回復の聖遺物+信力消費が減るタロット(「猟犬の呪い」が強い)
  • 無敵or時間を止める聖遺物+篭手の強攻撃

など、いろいろコンボ考えると面白い。

 

聖戦面(ダンジョン)

  • ツバキやキノコなどが以前より多く生えている(体感)
  • ミダスに会うと結構な金貨を持っていかれる(自分は1度で10000ほど取られた)
  • マップに押し流される川、ギロチンなどの仕掛けが増えた
  • ローマ数字が書いてある敵はその順番で倒す必要がある
  • 押し潰してくる倒せない敵がいる(クリア後だけかも?)

  • 【深淵の沼地にいる追尾弾を放ってくる敵の倒し方】追尾弾は通常攻撃で弾き返せる。弾き返して2回〜ほどラリーを繰り返すと当たって気絶するので殴る。振りが遅いメイン武器だとある程度離れないとラリーに追いつかない。強攻撃でもガードが壊せない敵のため、倒し方が分からないと倒せない敵。
  • 【深淵の沼地】クラゲがいる(敵ではない)。飛んでいく前に攻撃を当てると魚素材を落とす。

 

教団面

施設「地下墓地」が追加

1個で複数人が収容可能な墓。墓のスペースを大幅に縮小できる。

  • 祈念でレベル3まで強化可(レベル3=施設1個で12人収められる)
  • 収容した死体はいつでも引き出せる
  • 「葬式」は今まで通り可能。花が飾られ祈念もとれるが、収容人数に対して量は少ない。
  • 祈念が欲しいなら個人墓地。スペース削減したいなら地下墓地。

墓から「死体の掘り返し」が可能に

墓地の入れ替え、墓地からサイロへの移動に使う。

  • 移動には1人1人掘り返す必要があるため少し手間
  • 信者が寝ている夜に掘り返さないと信仰度が下がる
  • 移動先の墓地やサイロが近くにあると作業が早い
  • 掘り返して置きっぱなしにすることも可能だが衛生度が下がる

 

施設「死体安置所」が追加

死んだ信者を生きた信者が死体安置所まで自動で運んでくれる。自分が教団にいない間、教団の衛生度が下がるのを抑えられる。

  • あくまで一時保管スペースであって墓地ではない。満杯で放置していると衛生度が下がる。満杯じゃなければ下がらない。
  • 信者は運んでくれるだけ。どうするか(墓地、サイロ、肉を剥ぐ)は自分で処理する必要がある。
  • 信者はいったん死体安置所で専用の服に着替えてから死体を運び始める。祭壇近くで死にがちなので、付近に施設を作ると作業が早い。

  • 包帯でぐるぐる巻きにすると肉の剥ぎ取り不可
  • 作れるのは1施設のみ
  • 墓地から掘り起こした死体は安置所に置けない
  • 取り出して置きっぱなしにすることも可能だが衛生度が下がる
  • この建物はすり抜けが出来ず実体がある。引っかかって移動の邪魔になるので設置場所は考えよう。

 

施設「キッチン」が追加

信者が料理を作ってくれるようになった。

  • 祈念強化でキッチンが追加できる
  • キッチン施設を作っただけでは料理をしてくれない。作る料理をキッチンで指示出しする必要がある。
  • 30食分まで指示可能
  • 作る料理を指示できるので、死亡率の高い料理を勝手に作ることはない
  • 自分が作る調理台は1個しか作れないが、キッチンは複数台作れる
  • トイレが少ないと満杯になって衛生度が下がりやすい。トイレを増やしたり教団に戻ったら回収しよう。
  • この建物はすり抜けが出来ず実体がある。引っかかって移動の邪魔になるので設置場所は考えよう。

 

施設「共同寝床」が追加

施設1個で3人が寝れる。壊れない寝床。

  • 20人前後の信者なら7〜8個作ればいいため大幅なスペース削減になる
  • 既存の寝床を一気に壊すと信者数>寝床になって信仰度が下がる点は注意
  • 祈念強化で追加
  • 個人寝床と違って祈念がとれない。祈念が欲しいなら個人寝床。スペース削減したいなら共同寝床。

 

施設「診療所」の仕様変更

前は「指示したら信者が完治するまでしばらく寝ていた」が、今は「指示したらすぐ治る」ようになった。
この仕様変更により、診療所は1個あれば足りるようになった。大幅なスペースの削減になる。

 

「激励」の仕様変更

前は「信者1人1人に激励して忠誠心を上げる」だったが、今は「近くにいた信者もまとめて激励を与える」ようになった。

  • 単体から範囲判定になり、素早く忠誠心を上げられるようになった
  • 寝起きすぐ、料理食べ終わってすぐ、儀式後に教会堂から出た後すぐ、だと信者がまとまっているため効率がいい
  • 祝日の儀式を行うと信者が祭壇の周辺にまとまりやすい
  • 激励済みの信者はキラキラエフェクトがつくようになった。見分けやすい。

 

「畑」の仕様変更

農作物看板の絵柄に沿った農作物を信者が植えてくれるようになった。

  • ただ、自動回収まで強化済だと綺麗に区画分けされた畑を見れる機会が少ない
  • 収穫の儀式を行えば区画分けされた畑を見れる

 

「祭壇での強化終了後」の仕様変更

祈念での強化が終了したら前は金貨を出していたが、今は「神の涙」を出すようになった。以前と違った金策を考える必要がある。

  • 巨富の儀式が1番手軽そう
  • ミダスの洞窟でお金を供えて3日後に戻る(大きく増えるか減るかなので博打。ある程度余裕がある時ならオススメ)

 

 

その他

新アイテム「神の涙」

「神の涙」を「???」に渡すとルーレットで新スキン・新ネックレス・聖なる魔除け・忘れ去られた戒律石が貰える。

  • ここで貰える「忘れ去られた戒律石」は選択しなかった教条を解放できる新アイテム
  • 最初のみ、中ボスで1個・エリアボスで3個出る。2回目以降は戦っても出ない。
  • 祈念強化を終えた祭壇で1個出るが効率はイマイチ
  • 集めやすいのは煉獄クリア。1回で複数個入手できる。
  • スキンなど上限のあるアイテムが無くなった場合、ルーレット対象から外れる
  • 残りネックレスのみになった場合、木材・石材・肉が追加される

フォトモード追加

ゲームを一時停止して写真撮影やステッカーで飾り付けができるオマケ機能。

 

細かい部分

  • タロットカード、ネックレス、スキン、羊毛の追加
  • 【スキン】犬スキンの信者には「激励」が「犬をなでる」に変わる(効果は同じ、演出が変わる)
  • 【ネックレス】「???」から貰える「宣教のネックレス」は宣教成功率が全て100%になる。便利。
  • 【羊毛】以前は使いやすかった「病みし心臓の羊毛」はデメリットが追加され弱体化
  • 【羊毛】新しい「篤き信仰の羊毛(ハート出なくなるが信力消費で継続回復)」がオススメ。呪いを使えば回復できるため実質デメリットが無い。悪魔も全員戦闘用で固められる。

  • 【オプション】信者の名前が頭上に表示されるようになった。オプションでON・OFF可能。
  • 【オプション】聖戦中に教団の時間が止めるオプションがついた。大きくゲームバランスが変わるので使い方は考えよう。

 

クリア後ストーリー追加(高難易度)

教団から出ると「???」に4人の司教が復活したから倒すように言われるので同じ手順で倒していく。4人倒したらクリア。「???」とは戦わない。

  • 「???」に名前をつけてくれと言われるので考えておこう
  • 「???」がいる扉へ進むと怒られる

  • ボスが強化されている。ザコ召喚・弾幕増加・連続攻撃など。
  • エリアボスより中ボスの方が強い(体感)
  • 祈念や説教での基礎強化はもちろん、聖遺物や強攻撃の操作をしっかり覚えないと厳しい。
  • 良い聖遺物を拾えないままボス戦だと難易度が上がる。あると楽。

  • 司教を倒すと確定で信者になる。固定スキンだが色だけ変更可能。
  • 司教は一般信者よりは長生きだが不老・不死ではない
  • 司教は100歳?超えたら高齢者の姿になる
  • 待ち受けし者と4人の司教は独自ボイス
???

商人。4人の司教とも取引があったり、なかったり。

クリア後要素

アイム・バアル

「???」から貰えるネックレスの説明に「生贄がヒント」と書かれているものが2種類ある。これを信者に贈り物をし、装着している信者で生贄の儀式をすると「アイム」「バアル」が出てくる。他と違って服装は変わらないが信者扱いになる。

待ち受けし者を信者にしている場合、アイムとバアルが入信した後に呼び止められ、どう思ってたか少し教えてもらえる。

アイムとバアルを悪魔化している時にダンジョン内にいるネコ商人フォルネウスのルートに行くと2人とも信者から外れてしまう。片方だけ、両方まとめて連れて行っても強制イベントが始まる。
ただ、このイベントをしないと解除できない聖遺物が2種類ある。そこまで強くない聖遺物なので、どうするかは自由。

その後、フォルネウスの元に行くとアイムとバアルはいなくなっている。どうやら旅に出た?ようなので、もしかしたらどこかで会えるのかも?(未確認。探し中。)

アイム・バアル

待ち受けし者の横にいた2人のこと。白い方がアイム。黒い方がバアル。
この2人は一般信者と同じ扱い。死んでも復活の儀式で再生可能。

実はフォルネウスの子供たち。最初にフォルネウスが「我が子を待ち受けし者に贈り物にされた(知らない間に子を生贄にされた)」と言っていた。

ネズムの手紙

隠れ小屋にある小屋の左側の草むらに手紙が落ちている。
おそらくネズムが子羊にあてた手紙。読めるだけで特に何かが変わるわけではない。

4人の司教

信者となった司教4人にはそれぞれ固有アイテムを渡せる(シャムラには蜘蛛の糸など)
渡すと特殊なセリフが聞けるが特に何かが変わるわけではない。

 

「煉獄」追加

「ダンジョンガントレット」と「ボスラッシュ」の2種類ある。
各ダンジョン前の広場から挑戦できる。挑戦は1日1度。
神の涙を1番入手しやすい方法。

  • 悪魔化した信者は連れていけない。子羊のみの力で攻略する。
  • 雑草や骨などの素材を壊しても採取不可
  • 敵は未強化バージョン。クリア後の強化型ではない。
  • 復活不可
  • 途中で戻ることも不可
  • 煉獄中は時間が止まるので信者の心配をしなくていい
  • 負けても信仰心は減らない。勝っても信仰心は増えない。
ダンジョンガントレット

最初に羊毛を選ぶ。その後いつも通り武器+呪いをランダムで入手し、4エリアを終えるとボス戦。ボスを1体倒したら帰る仕様。特殊なダンジョン攻略の感じ。
ボスラッシュよりは難易度が低い(体感)

  • 比較的良いタロット・武器・ハートが出やすい。できるだけ強化して行こう。
ボスラッシュ

最初に羊毛を選ぶ。その後いつも通り武器+呪いをランダムで入手してから連戦。

  • 中ボス戦の場合は勝つ度に武器・呪い・聖遺物から1つ選ばせてくれるが、司教との戦闘後は出ない
  • 司教との連戦時は最初の武器+呪いで戦い続けるため、最初が微妙だと厳しい。聖遺物も無い。
  • 羊毛は「運命の羊毛(最初にタロットカード4枚引いてその後引けなくなる)」がオススメ。デメリットがない。
  • 数回クリアすると戦う回数が増えてくる。そうなると合間に回復・武器変更ルートを出してくれる。

 

 

 

【ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔】完成度が高いベヨネッタスピンオフゲーム

ストーリーのネタバレは控えてますが、プレイ画像は載せてます。

 

世界観・ストーリー


牢獄に囚われた母を救うため”禁断の森”を訪れた、幼き魔女「セレッサ」。窮地に立ったセレッサが魔界から召喚した、生後間もない悪魔「チェシャ」。不気味な妖精たちが暮らす森を舞台に、未熟なふたりの冒険が始まります。


セレッサが魔導術で拘束し、チェシャが爪や牙で攻撃…
一人では手を焼く強敵にも、力を合わせることで対等に渡り合うことができます。 
引用:ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

ベヨネッタシリーズ主人公「ベヨネッタ」の幼少期「セレッサ」が主人公のダークファンタジーアクションアドベンチャースピンオフ扱いですが、シリーズ最初の時系列扱い。

リアル調なベヨネッタシリーズと違い、デフォルメされた絵本調のグラフィックが特徴。ゲーム性やキャラクターの性格も大きく異なります。

収集物を探しながら遊ぶと約20時間でクリア。サクサク進めるなら10〜15時間でクリアできそう。1周で収集率100%は不可能。自分は収集率97%でプレイ時間25時間でした。

無料体験版あり。セーブデータ引き継ぎ可。
Switchで発売。定価6,500円。ニンテンドーカタログチケット対象。

 

ベヨネッタシリーズ未経験だけど?

自分もシリーズ未プレイですが大丈夫でした。置いてけぼりにならず遊べます(シリーズファン向けの小ネタもあります)。

ベヨネッタは「華麗なコンボと派手な爽快アクション」ですが、セレッサは「未熟な2人で協力しあう連携型アクション」。順序立てて動くので素早い操作が苦手な人でも遊びやすいです。逆にベヨネッタのようなゲーム性を求めてると「違う」ので注意。

あとセクシー要素は皆無なので親の前でも遊べます。ポールダンスではなくバレエ。長い手足を駆使する点は同じなので、うまいところに落ち着いたなと。所作が綺麗。

 

キャラクター

セレッサ(cv沢城みゆき
主人公。補助担当。
掟を破った両親から生まれた禁忌の子。生い立ちのせいか臆病な性格。
母親から貰ったぬいぐるみチェシャを大事にしている。

チェシャ(cv谷育子)※ナレーション
ぬいぐるみに取り憑いた悪魔。攻撃担当。
セレッサが未熟なため魔界に戻れずにいる。魔界に帰してもらうためセレッサとしぶしぶ行動する。

モルガナ(cv榊原良子
セレッサの魔術の師匠であり育ての親。
町外れに1人で暮らしている実力者の魔女。

謎の少年(cv村瀬歩
セレッサの夢の中に現れた少年。
森に来て封印を解いてほしいと呼びかけ、白いオオカミの後を追うように伝える。

ヒトダマ
森に迷い込んだ人間の成れの果て。妖精たちの遊び道具にされている。
収集要素。

 

ゲーム概要

操作の特徴

左手でセレッサの操作、右手でチェシャの操作の「右手・左手で別々のキャラを同時に操作をする」ことが最大の特徴です。
とにかく同時操作のクセが強いため、他に複雑な操作は求められません。長押し・押し込み・連打など、見なくても出来る操作になっています。

初めは脳トレ感ありますが、慣れたら自然と動かせるようになってきます。脳トレゲーではなくアクションゲーですからね。

進め方

能力を用いて道を進む→見つけたティルナノーグ(=ダンジョン)でパズルや戦闘を行う→ボスを倒す→エレメントコアを破壊して属性能力を得る→得た能力で新たなエリアへの道を切り開く

の繰り返しで進みます。

「アクション6:パズル4(探索&収集も含む)」くらい。
パズルといっても「凍ってる道は炎で溶かして進む」「水を当てて回す」など、どの能力を使うか考える程度。色や形状でのヒントもあります。
レベル・装備・武器の概念は無く、スキルツリーでの能力解放がメイン。同時操作以外のシステムはとてもシンプル。

最近のゲームしては珍しく「魔女の隠れ家(セーブ地点)」でしかセーブやアイテム調合を行えません。オートセーブはありますが、いつでもどこでもセーブは出来ない点は注意。ダンジョン前やボス前にはちゃんと用意されています。

 

難易度

敵の強さやギミックは「同時操作を前提に」調整されています。そのため、同時操作に慣れれば難易度は高くありません。


難易度はオプションで細かく変更可能。「ダメージを受けない」「自動で行動する」「敵を弱くする」など調整できます。

自分は初期設定のまま遊んでましたが、回復アイテムほぼ使わなくて済むくらいでした。

 

クリア後要素

着せ替えができる

セレッサとチェシャに着せ替えができるようになります。ベヨネッタ1〜3の格好とか。イベントシーンでも変更した服装に適用されます。
正直クリア後じゃなく遊んでる最中に変えたかったですが、初期の格好じゃないと困る箇所もあるので仕方ないかなと。

ジャンヌ外伝

メインストーリーをクリアすると「ジャンヌ外伝」が遊べるようになります。1時間ほどでクリアできるボリューム。

セレッサの友達「ジャンヌ」を操作。チェシャは「チャールズ」というぬいぐるみになります。操作はセレッサとほぼ同じで「イバラバインドの範囲が広い代わりにクールタイムが長い」の違いだけ。チャールズも全属性を入手したチェシャと同じ。
ただし回復アイテムが無く、オートセーブのみ(セーブによる回復不可)です。

ジャンヌ外伝に関してはベヨネッタシリーズ遊んでる方が楽しめそう。特にベヨネッタ3?ですかね。「外伝」だからファン向けストーリーかも。遊んでないと話分かりづらめ。

 

良かった点

グラフィック・世界観

絵本調の世界観から外れないビジュアルで統一されています。
モデルの造形、文字の書体、UI、読み聞かせ風の朗読など、あちこちが可愛く綺麗にまとまっていて良いです。
「ダークだけど綺麗で可愛いファンタジーな世界観」が好きな人にオススメ


メインストーリーは子供でも分かるように優しく書かれていますが、道中で拾える手記(世界観や冒険のヒントが書かれている)はダークな大人向け。
妖精王国の建国の歴史や、森に迷い込んだ魔女の末路が語られています。あくまでCERO Bにおさまる表現です。

進行度で頻繁にステータス画面やキャラクターの紹介文が更新されます。敵やヒトダマ1体1体にも違う紹介文が用意されていて凝ってます。

ステータス画面を開くことはあまり無いんですが、短い間しか見れない立ち絵もあるので気がついたら眺めてみると良さそう。

 

声優さんの演技

セレッサ役の沢城さんの演技が良いです。セレッサは基本おびえ声や悲鳴が多いんですが、何に怖がってるのかでも細かく演じ分けていますし、最初と最後の声色も違っています。

ベテラン勢では、ナレーター役の谷さんは「おばあちゃんに絵本を読んでもらってる」感があり、モルガナ役の榊原さんは「厳しい魔女」がとても似合っていました。

 

上達を感じやすい

独特な操作性なので「前よりまともに動かせるようになった!」の小さな上達を感じやすいです。連打や長押しの簡単操作だけど、攻撃エフェクトが派手なので爽快感もあります。

また、「同時操作を前提に」あれこれ調整したんだなと分かるのも好感が持てました。敵の攻撃が少し早いだけでも難易度が大きく変わるゲームなので調整に時間かかってそう。

 

ベヨネッタシリーズとの関連性

ベヨネッタシリーズ最初の時系列」ということで、見覚えのあるキャラクターたちも登場し、声優さんも同じ人が担当しています。背景の飾りに小ネタが仕込まれてたり、ベヨネッタの楽曲がセレッサ向けにアレンジされてたり。

開発ブログを見ると、セレッサの絵本調の世界観を崩さないようにしつつも、ベヨネッタシリーズへと続くタイトルとして、細かな手直しがされているようです。丁寧な仕事。

ただ自分はベヨネッタシリーズ未プレイ。シリーズ遊び済みの人だと違った感想が出そう。

 

説明が丁寧

新能力を手に入れたら練習空間を設けてくれたり、カメラの動きでヒントを示してくれたり。
「次はどこに行けばいいのか、正規の道はどっちなのか」もオオカミの足跡を見れば分かります。「探索するつもりで進んだらメインストーリー進んじゃった」こともなく、丁寧な道標が多いです。

 

 

惜しい点

褒めてくれる人が少ない

チェシャはいじわる、モルガナは厳しい、と褒めてくれる人が少なめ。「セレッサが褒めてもらえない=プレイヤーも褒めてもらえない」ので達成感が得づらいかも。
これは「チェシャと仲良くなる」までがんばってください。仲良くなってからが本番なので。謎の少年とヒトダマたちは褒めてくれます。

プレイヤーへの達成感ポイントはゲーム部分に用意されています。パズル解けて嬉しい、収集要素見つけて嬉しい、ボス倒せて嬉しい、うまく操作できた、など。あちこちに準備されています。

 

語りが長め

絵本の読み聞かせテイストなので読みがゆっくりです。自分はすぐ操作したい派なので少し長く感じました。

ここは世界観重視ですね。最初は説明が入るので特に長く感じますが、それ以降はそこまで長くありません。「自動ページ送りON」がおすすめ。

 

敵の見た目が少ない

敵の9割が妖精なので素体がほぼ同じです。帽子被ったり盾持ったり大きくなったりする違い。派生・亜種のため、見た目の変わり映えがしません。
種類の違う敵が出てきた時はテンション上がります。

 

ストーリーの変化

始まったら終盤までストーリーに大きな変化なく進むので、中盤にも何か大きい出来事あっても良かったのかなと。
「まさかこのまま普通に終わらないよな…?」と終盤近くまでヒヤヒヤしてたので。終盤はちゃんと面白いです。

 

その他

  • ワープ機能:ワープ開始場所とワープ先がエリア1箇所のみ。道も入り組んでいて、目的地がワープ先と離れてると大変。
  • マップ:エリアの繋がりが分かりづらい。また、階層と階層の間の微妙な位置にあるアイテムが探しづらめ。
  • (これは個人的な意見)収集率100%にタイムアタックや高難易度クリア必須にするのやめてほしい

 

まとめ

全体的なゲームバランスも良く、グラフィックも一貫していて完成度が高いゲームでした。

個人的に、操作には早めに慣れたのでもうちょっとゲームシステムに要素があっても良かったかなと。同時操作が大前提で全体が調整されているため、操作にさえ慣れてしまえばシンプルなアクションゲームです。

同時操作以外の要素を入れると難易度が上がるから、グラフィックや図鑑などの「見て楽しめる」部分に力を入れたんだろうなと。ゲーム慣れしてない人、要素多すぎて困る人にはちょうどいいボリュームのゲームだと思いました。

 

開発ブログで制作の裏側を見るのも面白いです。

 

 

【ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔】操作・攻略メモ

メインストーリークリア済。
ストーリー関係は書きません。あくまで操作・攻略メモ。

 

 

 

ストーリー進行

  • 【序盤】セレッサ1人だと探索がほぼ出来ず足の遅さも目立つので、チェシャと合流するまで素早く進めていい
  • 読み聞かせ部分は「自動ページ送りON」がオススメ。絵本の読み聞かせ感が強まり、ボイスを飛ばすこともない。
  • スキルツリーは「移動速度」「回避」の項目を最優先で解放する。その後は自由でいい。
  • 【チェシャスキル「こっちだぞ!」解放後】
    移動時のチェシャはハグモードがオススメ。チェシャを出しておくと道や段差に引っかかりやすい。

 

同時操作のコツ

遊び始めは操作が混乱しがちだけど意外と慣れてくる。

  • 「操作」と「立ち位置」を「同じ」にすると操作しやすい。
    左手セレッサ・右手チェシャ操作なので、画面の左側にセレッサ・右側チェシャにする。
  • 逆の「画面の右側セレッサ・左側チェシャ」は混乱しやすい。なるべく避けたい。
  • 操作が混乱したら「チェシャを1度ハグモードに戻し、出し直す」のが早くて安全
  • 1人1人操作する
  • 同じ方向、もしくは線対称に動かすと操作しやすい

 

戦闘

基本はセレッサをよく見る。チェシャは攻撃連打中、ある程度自動で動くためずっと見ていなくていい。

  • チェシャ攻撃連打中にセレッサを操作して次の敵を拘束できるとスムーズ
  • チェシャがダメージを受けてもハグモードに戻るだけだが、セレッサが倒れたらゲームオーバーになる。セレッサの体力に気を付ける。
  • 「ノーダメ突破しろ」はセレッサに適用される。チェシャは攻撃くらってもいい。
  • セレッサの防御手段は「スキルツリーで回避を覚える(重要)」「アイテムで無敵になる(十字ボタン左)」「走り回る」
  • セレッサは走り回ってるだけで攻撃を少し避けれるが、だんだん厳しくなるのでスキル「回避」は早めに入手したい
  • チェシャはスキル「がぱり!」を早めに覚える。遠くにいても高速で敵に移動して攻撃してくれる。

ショートカットアイテム位置の覚え方

  • セレッサは左手操作=「左」がセレッサ強化
  • チェシャは右手操作=「右」がチェシャ強化
  • 体力が回復(アップ)するから「上」
  • 攻撃は足元に投げるから「下」

アイテム使用は長押し(2秒くらいかかる)ので、余裕をもって使いたい。ギリギリだと焦って操作が混乱しがち。

 

チェシャの属性変化

通常攻撃はどの属性も同じ強さ?なので、出が早い方が強い。

ハグモード(ぬいぐるみ状態)

  • スキルツリー解放でセレッサの移動速度を上げられる
  • 振り回せばトラバサミの罠を壊せる
  • 茂みに当たるように振り回しながら移動すると、移動と素材集めが同時にできる

通常のチェシャ

  • カウンターは難しい&出来ない攻撃もあるため無理して狙わなくていい。出来ないと勝てない敵はいない。

木のチェシャ

  • 飛んでる敵を引っ掛けて落とせる
  • 敵をぐるぐる巻きにして動きを止められる
  • Rの専用技はほぼギミック用。範囲が狭いので攻撃には向いていない。

石のチェシャ

  • 攻撃、移動速度が遅め
  • 【素材集め】歩いて触った茂みのアイテムが落ちる
  • 【素材集め】プレス1回で周辺の茂みや瓶が全て割れるので効率が良い

水のチェシャ

  • 攻撃連打で上向きパンチを出す
  • 前方だけじゃなく、周辺をぐるっと引っ掻き攻撃をする
  • 【素材集め】水ビームだと移動せずに回収できる

火のチェシャ

  • 通常攻撃は突進。通常攻撃の連打は変なところに突進しやすいため、小さい敵との単体戦には向いていない。
  • 狙ったところに専用技を当てるのは難しめだが、着弾地から爆風が広がるため時差ありの広範囲攻撃になる
  • スキル解放で使用可能になるフィニッシュ技が広範囲で強い。ティルナノーグでの時間制限・ノーダメルール時、乱戦時にオススメ。

 

素材集め

  • 素材が入っている茂みには花が咲いている
  • 茂み内には妖精が潜んでいる場合もある。よく見ると茂みに影がいるので、接触する前にチェシャで攻撃すると戦闘回避できる。
  • 動いて逃げる植物はセレッサのイバラバインドで止めてからチェシャで攻撃する。混乱する時は1人1人操作する。遠くにある場合は水チェシャのビームで当てると早い。
  • 素材の出は良い。上限が999個なので使わないと溜まりやすい。アイテム消費して調合したりヒトダマにあげたり、ドンドン使っていい。

 

マップ&探索

  • 寄り道してもオオカミの足跡は残っている。それを辿っていけば進行方向が分かる。
  • ハシゴを下ろしたり橋を作るショートカット要素は見かけたら使えるようにしておくと今後の探索が楽になる
  • 一通り試して無理そうだったら「今は行けない場所」と判断する
  • 隠し通路はある程度道を進まないとカメラが移動しない。マップを見て、道が続いていそうなら突き当たりまで進んでみる。

 

ティルナノーグ

  • ティルナノーグはバトル多め。バトル7:謎解き2:ミニゲーム1くらい。
  • クリアするとマップ解放&体力増加になるので、寄れるなら寄って行きたい
  • 【空間の歪み内】
    行ける道がないと思ったら「魔導器の光を当てる」とギミックが動かせるようになる。「行けない場所なのか、謎解きを見逃してるのか、光を当てるポイントなのか」判断しづらいため、詰まったら魔導器の光をあちこちに当ててみる。
  • ヒトダマを一定数集めると行ける道が増え、その先にティルナノーグがあることも。全制覇したいならヒトダマも集める必要がある。

 

ヒトダマ

  • 一定数集めてコルムに話しかけると体力アップ・スキル解放アイテムが貰える
  • 一定数集めると、広場内に行ける道が増える
  • マップを見てヒトダマの位置を確認する。凝った操作は求められず隠れてもいないので、とにかく通じる道を探すこと。
  • 「マップ上ここに居るはずなのに見つからない」場合、メインストーリーを進めると通じる道が見つかるかも
  • 全部揃えると1枚イラストが見れる

 

小ネタ

  • サーカスの壁に貼ってあるチラシはハグモードで剥がせる
  • ベヨネッタシリーズにも登場してるキャラクターは声優が同じ

 

 

 

 

【OMNO】不思議な動植物と光を集めるやさしいパズルアドベンチャー

ネタバレなし

 

 

概要・ストーリー

シングルプレイで楽しむ摩訶不思議ないにしえの世界を探検する旅。
数々のパズルや謎、克服すべき障害とともに、失われし文明の力があなたを森林、砂漠、草原、さらには雲の上にさえも連れて行きます。

引用:OMNO ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

On the way you will meet strange creatures, encounter many surprises and maybe make a friend.(途中、奇妙な生き物に出会い、多くの驚きに遭遇し、もしかしたら友達もできるかもしれません。)

引用:https://www.kickstarter.com/projects/omno/omno-an-atmospheric-exploration-and-puzzle-adventu?lang=ja

パズルを解いて「光」を集める3Dパズルアドベンチャー
不思議な動植物と触れ合ったり手助けしてもらいながら「光」を集めてゲートへ向かう巡礼の旅。

ストーリーは各所にあるボックスや石板で断片的に語られますが、ハッキリとは分かりません。ただストーリー自体はちゃんとキリよく終わります。
考察の余地はあるけど考察メインゲーではありません。「フィールドの空気感や動植物と触れ合うこと」「道中に起こるちょっとした変化」が楽しいゲーム

全体的に穏やかで優しく、不思議な世界で不思議な動植物とのんびり遊びたい人にオススメ。Switch、Steam、PS4、PS5から発売中。価格は約2000円。約5時間でクリア可能。
(「OMNO」は「オムノ」と読むのかなと…思います…?)

 

ゲームシステム

エリアに散らばった「光」を一定数集めると次エリアへ、の繰り返し。
「道や段差を乗り継いで取りに行く操作型」「パズルを解いて取る思考型」など、光の取り方はいろいろ。

ほか、収集として世界観が書いてあるボックスを集めたり、動植物と触れ合って図鑑を埋める要素があります。この2つも光と同時進行で集められるので、それほど時間かかりません。

戦闘要素なし。動植物はそこにたたずんでいるだけ。襲ってきたりしません。
穴には落ちますが、体力や残機概念は無いためペナルティなしですぐ再開できます。

 

進め方

スムーズな進め方としては、

  1. エリアに来る
  2. 杖を掲げるとマップ解放の台座位置が示されるので向かう
  3. 台座に座った後、杖を掲げると「光」の位置・方向が示される
  4. それぞれ集めに行く

ですね。杖のチュートリアルが無かったので書いときます。

 

グラフィック

ローポリですが表情もきちんと分かり、なめらかに動くので「カクカクしてるな〜」とは全く感じませんでした。
制作者インタビューで「コストを下げるためにローポリゴンにしたけど、景色や濃密な大気を表現したかったから光の表現を重要視した」と語っていました。

 

追加アクション

進めるとダッシュ、杖サーフィン、ワープなど「移動」に関するアクションが追加されます。
この世界観にしてはスタイリッシュに素早く動き、エフェクトが綺麗で格好いいのも気持ちいいです。

 

パズル

「お手本を覚えて同じように押す」「押して足場を作る」など難易度はやさしめ。自分はパズルや謎解き苦手なんですが、すぐ解けるのが8割・考えるのが2割くらいでした。

前半は「立ち止まって考えて解く」ものが多く、後半は移動の追加アクションが揃うため「移動を駆使して時間内に向かう」ような動き回るものも出てきます。

 

良かった点

グラフィック表現

「不思議な生物」はリアル描写されると「現実の生物感」「モンスター感」が強くなりますが、描写が省略されるローポリなので不思議さがちゃんと残っています。
空気感の描写は本格的なのに生物はローポリ、なチグハグさが神秘的で面白いです。世界観とグラフィックが合っているゲーム。

動植物は丸っこい、うねうね、歩くキノコ、擬態したり飛んだりと行動もさまざま。鳴き声も「クゥクゥ」「ピギッ」「ミー」と可愛いです。癒し。

 

パズルの難易度

「全部解けなくても次に進める」のが良いですね。「全部解かないと次へ進めない+解けない=詰む」はパズルゲームあるあるだと思うので…。
取りやすいものから取っていけば次へ進めるだけの光が集まる難易度。サクサク進みたい人は最低限でいいし、全部集めたい人は粘ってもいいし。選べるのが良いです。

次エリアに進む時は「収集率」と「離れようとしています」の表示が出るので、「まだ集めたかったのに次に飛ばされた!」の事故防止もちゃんとされています。

 

モーションが凝ってる

移動アクションはもちろん、物を押したり運んだりする描写もしっかり考えられています。
杖サーフィンはきちんと重心移動があり、ワープも最初クルクル溜めてからギュンッと一瞬で飛んだり。動きにこだわり持って丁寧に制作してるな〜と感じました。
どうやら制作者は元アニメーターらしいです。動きの表現や格好よく見せる方法がゲームにもしっかり活かされています。

 

惜しい点

カメラ移動オプション

カメラ操作の上下反転オプションはあるんですが、左右反転がありません。上下があるなら左右もつけてほしかったなと…。
細い足場を進む、制限時間内に足場を渡る箇所が複数あるため、直感的にすぐ動かせるカメラ操作が必要になります。なので左右操作がデフォルトと違う場合は苦労するかと…。

 

まとめ

穏やかで綺麗な世界、難易度も控えめ、動植物も可愛い、と万人にオススメできるゲーム。小学生もいけます。

この「OMNO」はJonas Manke氏が「1人で」「初めて」作り上げたゲームとのこと。知った時は驚きましたね…。そのくらい完成度が高いです。オススメ。

 

 

 

「十二国記」山田章博原画展

行ってきました。

 

概要

山田章博原画展

  • 会期:1/21〜4/9
  • 場所:石ノ森萬画館宮城県石巻市
  • 入場料:大人900円
  • 休館日:火曜日
  • 写真撮影:一部除き禁止
  • アクセス:石巻駅から徒歩15分程度。駐車場は無いので近くのパーキングへ。

 

東北では初開催となる原画展。
昨年発売された「「十二国記」画集《第二集》青陽の曲」に掲載されているイラストがメインの展示内容でした。

新潮社・ホワイトハート版両方の表紙、挿絵の白黒、表紙の没ラフ、アニメDVDのパッケージ絵、カレンダー絵、ちびキャラの原画・ラフなど。魔性の子芸術新潮(2022年6月号)の表紙絵、メイキング動画が流れていました。

写真OKはここだけ

 

混雑具合

土曜日の昼間に行き、混雑でもスカスカでも無いくらい。じっくり見ている先客がいれば少し待つ程度。
家族連れや30代前後の人が多め。静かに見る人もいれば、「懐かしい〜」と感想を言い合いながら見る人も。静まり返ってもいなければ、賑やかすぎでもないくらい。
ゆっくり見ても1時間あれば見て回れる量でした。

 

展示方法

「原画+該当する小説の一文」が1セットで展示されています。画集と同じ感じ。
最新作の「白銀の墟 玄の月」は4巻分の表紙+挿絵で量が多く、広めに場所がとられていました。未読で行くとネタバレになるので注意
画材などは書かれてありませんでしたが、メイキング動画コーナーで何を使っているか分かります。

 

おまけ

開催場所の「石ノ森萬画館」は仮面ライダー原作者の石ノ森章太郎先生のミュージアム
山田先生は仮面ライダー鎧武の敵デザインをしているため、展示最後にはその敵ラフとカラー設定画が展示されていました。

 

グッズ・コラボ

自分が行った時は楽俊のポーチとショッパーが売り切れていました。ショッパー欲しいと思っていたので残念。
ツイッターでグッズ情報の発信をしているので、確認すると良さそう。


3階の喫茶店石巻市の飲食店でコラボメニューを提供しています。1品につきランダムで紙コースターが1種類(全4種)もらえます。
自分は函養山パフェを食べてきました。「落盤に気をつけながら食べよう!」の紹介文に笑いましたが、パフェは崩落させながら食べるしかないので…。

感想

カラーも白黒も修正跡がほとんど見当たりませんでした。ほぼ修正なしで完成まで描いてるんですかね……?ラフが置いてある場合は完成絵と見比べるとより楽しめます。

初公開?の没ラフも展示されていました。新潮社版「黄昏の岸 暁の天」表紙の没ラフがあり、採用案では泰麒が後ろ向いてますが没案では大きく前に出ていました。李斎が泰麒を探す話なので、泰麒より李斎の方が目立った方がいいのでは?で没になったのかなと。理由は書かれてなかったので想像ですが…。

カラーの色のぼかし具合、白黒挿絵のかすれ表現が好きなんですが、現物見てもどうやってるのか分からなかったので熟練の技ですね…。
原寸はA4サイズ?くらい。0.05のペン使ってそうな細い線もありました。縮小された文庫本サイズでも綺麗だな〜と思ってましたが、倍以上の原寸サイズで見ても繊細に感じられたのが凄い。
細かいところもじっくり見れるのは原画展の醍醐味ですね。4月まで開催しているのでオススメ!