激闘モードのラスボスであるラオウを倒したので一旦の感想。北斗の拳は漫画を読了済みです。
概要
日頃の運動不足解消、体力強化に!
『Fit Boxing』の基本機能はそのままに「北斗の拳」の世界観で楽しめるあらたな本格エクササイズが登場!
(引用:Fit Boxing 北斗の拳 ~お前はもう痩せている~ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア))
説明の通り、北斗の拳の世界観でフィットボクシングができる運動ゲーム。
「インストラクター・背景などのデザイン・音楽」部分が北斗の拳。「流れてくる動作に合わせて動く」といった基本事項は通常版とほぼ変わりないです。
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2022年12月22日発売。7,678円で無料体験版あり。
通常版6,380円、初音ミクVer6,980円と比べて少しお高めですが、楽曲などの権利関係が多そうなので仕方ないかなと。たまにセールやってます。
フィットボクシングの種類
フィットボクシングは4種類あります。
大きな違いは「インストラクター」と「楽曲」。
フィットボクシングはキャラゲー要素のある運動ゲームなので、インストラクターが誰かは大事。
自分は通常版の体験版はすぐ飽きましたが、北斗の拳Verは継続できています。
北斗の拳Ver
インストラクター(師匠)になるのは、ケンシロウ・マミヤ・レイ・サウザー・ラオウ・ユリア(隠しキャラ)の6人。
個人的にトキが好きなのでインストラクターにいなくてちょっと残念。ゲーム内にいないわけではなく、激闘モードでリンやバットと一緒に指示を出してくれます。
楽曲は「愛をとりもどせ!!」「ユリア…永遠に」のアニメ曲のほか、パチンコ曲が入っています。あとはオリジナル。
「ユリア…永遠に…」は元は静かな曲ですが、フィットボクシング用にギターアレンジされて格好よくなっていました。
ただ権利の問題か、アニメ曲が流れている最中は録画不可(スクショはOK)です。追加コンテンツでも増える楽曲はオリジナルのみ。
通常版1・2
インストラクターはフィットボクシングのオリジナルキャラクター。人数が多く、声優も豪華です。
追加コンテンツではアニメソング・季節曲・J-POPなど、有名な楽曲が多く追加されています。
初音ミクVer
2024年発売予定の初音ミクコラボのフィットボクシング。
インストラクターには初音ミク以外のボーカロイドもいるようです。楽曲にはPによる書き下ろし曲や有名な歌も。
激闘モード
モヒカン(雑魚)や強敵(ボス)たちとのバトル兼ストーリーモード。北斗の拳Verだけにある要素です。
攻撃と防御ターンがあり、うまく動ければモヒカンが吹き飛んだり、ボスの攻撃を防げたり。「パンチしたら相手が派手に吹き飛ぶ」のでスッキリします。
モヒカン戦を約4回行うとボス戦に。勝てばボスがインストラクターになってくれますが、シンやジャギはインストラクターになりません。
ギャグなの?
「北斗の拳+フィットボクシング」と聞いてイチゴ味みたいになるのかな?と思ってましたが、キャラクター達は性格改変を受けていません。原作の性格のまま、真面目にインストラクターをしてくれます。
原作の性格と口調で「リズムを取るぞ」「落ち着け」と言ってきたり、運動ポーズをとるのでシュールな面白さがある感じ。イチゴ味とは方向性が違う面白さでした。
ただ別衣装のセンスだけイチゴ味。ほぼ全員パツパツのネタ衣装で女性陣も女子プロレス風。クセが強すぎる衣装しかないので、せめて普通のジャージ衣装が1人1種類は欲しかったなと…。
何故かサウザーだけシンプルジャージが多め。個人的にネタ衣装があまり好きじゃないので選びやすいです。
痩せるの?
運動不足の人は痩せると思います。既にいろいろ運動してる人はそこまで変わりないかも?
フィットボクシングは有酸素運動なので運動のキツさは控えめ。運動を久しぶりにやる人、キツ過ぎる運動が嫌な人に向いてます。
弱負荷を長時間続けて体力つけるタイプの運動です。
自分はリングフィットを約10分した後、フィットボクシングを約30分しています。合計約40分を週に3回くらい。運動不足解消でやっているので体重は測ってません。
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フィットボクシングは自分の好きなタイミングでストレッチを選べるのが良いです。手軽としっかりの2種類あり、「今日はストレッチだけやろう」もOK。
リングフィットは運動「後」じゃないとストレッチができないので、ここはフィットボクシングの良い点。
足首が硬い人
自分はヤンキー座りでカカトが付かない(=足首が硬い)んですが、そういう人は足首がめちゃくちゃ疲れると思います。
「ボクシング=パンチだから腕だけかな?」と思っていましたが、パンチで腕を引く時に体をひねる=足首の向きも変えるため、連続だと足首を動かす回数がとても多め。
可動域が狭いところを動かし続けるのでイテテテテになりがち。自分は合間に足首プラプラさせて対処してます。足首・ふくらはぎのストレッチはしっかりやりましょう。
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足の向きを変えたり、前後左右に移動する動作もあるのでヨガマット推奨。無いと足裏が擦れます。リングフィットよりは音は出ないです。
気になった点
判定が大雑把め
リングコンの振動だけ?で動きを感知しているのか判定が大雑把め。
上と下で打ち替える動作もとりあえずパンチ動作しておけばOK判定になります。「高さ」は感知できてなさそう。
逆に、パンチ前の揺れが大きすぎるとそこで判定になったり、ちゃんとパンチしても勢いが足りない(=振動不足)と認知されずミス判定になります。
基本姿勢の説明不足
パンチ動作はしっかり教えてくれますが、基本的な姿勢を詳しく教えてくれません。
「膝を曲げる時は足先より前に出さない」「パンチは打ち切る前に止めないと筋を傷める」とか。間違うと体を傷めるので、ゲーム内で詳しく教えてほしかったところ。
フィットボクシング公式と肩こりラボの協力で、基本姿勢を詳しく教えてくれる動画があります。姿勢について詳しくない人は見た方がいいです。
まとめ
かれこれ20時間以上遊べています。運動ゲームは長く細々と続けられればいいですからね。
リングフィットと併用で遊んでいるのでフィットボクシング単体の効果かは分かりませんが、階段を駆け上がる時に足が上がりやすかったり、呼吸が整うまでが早くなりました。
急激に目に見える効果ではなく、ふとした時に「お、体力ついてる」と実感できる感じ。これからも長く細々と続けていきたいですね。