ぽつねんブログ

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【HunterX: code name T】感想

PV見てアクションの動きが良さそうだったので購入。

3Dサイドビューの探索+ソウルライクアクションゲーム。マップ探索100%までのプレイ時間は約18時間。サクッと遊ぶなら15時間くらいですかね。
面白かったです。探索型やソウルライクを初めて遊ぶ人に向いてそう。

 

ストーリー

傭兵として魔物狩りハンターをしている主人公タイヨウは過去の記憶がなく、魔物を狩りしながら記憶を探し続ける。

ストーリーはシンプル。終盤まで記憶の話が出てこないのでストーリーよりアクションの優先度が高め。
探索で見つけられる「残影」に世界観やボスのことが書いてあります。翻訳は少しぎこちないけど、ちゃんと意味が通じるので大丈夫でした。

 

この「HunterX: code name T」は前作「HunterX」の続編。自分は前作を遊んでいないので繋がりが分かりませんが、タイヨウについている精霊のマルカは前作主人公「つき」の相棒らしい。

前作「HunterX」のPV

 

流れ

敵を倒しながら探索や簡単な謎解きをする→ボスを見つけて倒す新能力入手→探索する

の繰り返し。
妙に入り組んだマップも無く、テクニカルなことも求められないのでサクサク進めました。探索型の醍醐味である「次どこ行くか迷う」こともあります。自分は迷って数十分くらい。寄り道した行き止まりにもちゃんとアイテムが置いてあるので探索しがいがあります。

「ちょうどいい探索時間」「ちょうどいい手応えのボス」「ちょうどよく道に迷える」と、何かと「ちょうどいい」と思えたので探索型やソウルライクを初めて遊ぶ人にもオススメなゲームかも。

 

アクション

メインの剣攻撃とサブ攻撃のオカルト(魔法みたいなもの)。防御はガード(パリィ有)・しゃがみ(しゃがみダッシュ有)ダッシュ(スタミナ有)があります。
武器は剣・大剣・槍(ランス)でそれぞれ攻撃モーションが変わり、オカルトは攻撃・回復・防御系など種類さまざま、アクセサリーで耐性をつける感じ。全部で189種類もあるので組み合わせをアレコレ試す面白さがあります。

「だんだん能力を得て強くなる」系なので最初は動きが重く感じますが、進めるとサクサク動かせて爽快に。ボタンを押したらすぐ反応するし、攻撃キャンセルもできて操作にストレスがないアクションゲームでした。攻撃SEも爽快感あって良いです。

図鑑

モンスター図鑑には「どの敵が何を落として、どのエリアにいるか」がまとまっています。とても丁寧で親切。スティック動かせば3Dモデルもぐるぐる回せて楽しい。

スキルツリー

レベルを上げたら貰える「楔石」でスキルツリーを解放できます。時間短縮・無敵・強化など有効なのが多いのも良い。

自分のクリアレベルは96でしたが、レベル上限が200なのでまだまだ強くなります。成長要素もあり、組み合わせもいろいろ試せて、目に見えてちゃんと強くなるのが嬉しいですね。

難易度

探索してレベルを上げながら遊んでも一部のボスは手ごわいです。なので「レベル上げすぎてボスが弱く感じる」のはあまり無さそう。

難易度は「やさしい」「ふつう」の2種類。自分は「ふつう」で遊んでいました。連続して負けると難易度変更していいよと出ますが、「勝てそうにない」ではなく「頑張れば勝てるな…」だったので「ふつう」でちょうどよかったです。


死ぬと強化やアイテム購入に必須な「カルマ」が0に。死んだ場所に戻って紫色の結晶を壊すとカルマは戻ってきます。ここはソウルライク要素ですね。

セーブ・転送ポータル・レベル上げの像は1ヶ所にまとまっています。ポータル位置から遠い場所で死ぬと取りに行くのが面倒(テレポートできるアイテムもあります)。

 

気になった点

強く気になったのは終わり方くらいで、あとはちょっと気になったくらい。

終わり方

終盤に記憶話が出てきて盛り上がってきた!と思ったら急に終わってビックリ。ラスボスがラスボスだと分からなかったくらい。タイヨウの過去は判明しますが、絶対続きあるでしょ状態で終わったので続編待ちですね。調べたら2周目に真エンドがあるわけでもないらしい(強くてニューゲーム状態。敵強化&周回用の新アイテムがあるくらい)

当たり判定

武器の当たり判定が見たままの判定ではないようです。槍(ランス)は見た目以上に攻撃範囲が広く、剣や大剣は見た目より攻撃範囲が狭め?な気がしました。攻撃が当たってるように見えて当たらないことも多く、範囲の把握ができるまではスカが多めかも。

状態異常が強め

火傷と毒のスリップダメージが早い・凍結で動けなくなる・呪いで攻撃が出せなくなる、などかなり強め。属性ボスには対策しないとボコボコにされがち。
ただ道中に対策アクセサリーが置いてあったり敵が落としたり、カルマで対策アイテム購入できたりと解決策も多いので理不尽ではなかったと思います。

 

まとめ

アクション・探索・組み合わせ・成長要素などしっかり考えられてて楽しく遊べたゲームでした。オススメ。

イラストを担当した白羽先生の話だと開発者はなんと1人らしい…(前作の話だから今は増えてる可能性はある)。ちゃんとシステム考えられてるし、何かと丁寧な作りで18時間遊べるゲームを1人で作ってるのは本当にすごい…。

 

配信日:2024/2/15
対応機種:Switch、Steam
価格:1,900円
レーティング:IARC 7+