絵画の象徴アイテムについて書かれている本。
今でも「鳩=平和」「悪魔=山羊」みたいなイメージありますよね。そんな感じの「Aが描かれていたらBを意味する」の内容がまとめられていました。花言葉を調べるのが好きな人は好きそう。
この本を読んで、キリストの近くにいる「青い」布をまとった女性=聖母マリアを示すのを知りました。おかげで宗教画が分かりやすくなりましたね。誰が誰だか分からず見てたもので。
ほかにも、蛇は「アダムとイヴを唆した邪悪の象徴」とすることもあれば、「再生と復活の医学の象徴」になったりします。「何」と一緒に描かれているかで意味も印象も変わってくるのが面白い。