ぽつねんブログ

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リアルクローズ イラストレーション 感想

どんな本?

  • 本書は『現代のファッション』を魅力的に描く、クリエイター40名とその作品を紹介するクリエイターズファイルです。
  • 各クリエイターの世界観を反映した、本書でしか味わえないレイアウトデザインで、ファッションイラスト作品集としてもお楽しみいただけます。
  • 気になったクリエイターのSNSアカウントをすぐにフォローできるTwitterQRコードInstagramのネームタグも収録。

引用 

https://pie.co.jp/book/i/5299/

「ファッションを描いてるイラストレーター40名の紹介&フルカラー作品集」の本。

日常服、民族服、サブカル、ストリート系など描かれた服のジャンルはさまざま。絵柄もリアル寄りの人もいれば、アニメ系、もっとデフォルメが強い人など混在していますが、全てファッションに関するイラストなので統一感があります。

あくまで「リアルクローズ(現代の服)」なので、甲冑や魔女服のようなファンタジーが強い服はありません。

 

ページレイアウト

服をオシャレに描ける人って、絵柄や色使いにも独自性が強いイメージがあります。その個性に合わせてページデザインを逐一変えているのも面白いです。

クラシックな服を描く人には落ち着いた色と飾り枠でアンティークっぽいページに。カラフルなサブカル系の人ならその色と軽さに合わせた装飾的なページに、など40人分。とても手間がかかっています。

また、複数イラストレーターの紹介本って「イラストと連絡先情報をひとまとめにしたカタログ本(クライアント向け)」が多いんですが、この本は「イラストだけ見せるページ」と「本人の情報ページ」で分けています。

分けることで、さらにイラストの世界観を強調できて、40人分のQ&Aを掲載できるスペースもあるため本人の考えも深く読めます。

イラストレーターの個性が優先されている本なので、参加イラストレーターさんも読者にも嬉しい本だな〜と思いました。 

 

まとめ

「推し絵師がいるから買った」訳ではなく、たまたま本屋で手に取って眺めたら良さそうで購入した本。
全ページオシャレなので、ふとした時に手に取って眺めるだけでも良さそうだし、「フルカラーで凝ってるから4000円くらいしそう」と思ったら2000円+税で思ったより安かったのも良いです。おすすめ。

 

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